2012年4月30日月曜日

サプリメントIQ辞典【フジヤマ】(富士山) 201001


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共役リノール酸は、脂肪の調節とタンパク質の代謝を助ける。数々の研究から、共役リノール酸は目をみはるような恩恵をもたらしてくれるものであり、特に体内脂肪を減少させ、筋肉を増加させる効果があることがわかっている。筋肉は脂肪よりもカロリーを燃焼するので、筋肉が増えれば増えるほど過体重の割合は低くなる。しかし、食物だけで十分な共役リノール酸を摂取するのはなかなかむずかしい。理由の一つとして、私たちの多くが共役リノール酸を豊富に含む食物を避けているということ。また、家畜の飼養法が変化し、食物中の共役リノール酸量が過去20年間に約80%減少したことも挙げられる。共役リノール酸の不足分は、サプリメントで補うことができる。動物実験では、発がん物質にさらされた動物のがん細胞の生 成を防ぎ、アテローム性動脈硬化症や動脈の硬化を予防することがわかっている。また、善玉コレステロールのHDLを増加させ、心臓病の主な原因となる中性脂肪値を下げる。
キャッツクローは、中央・南アメリカ原産で、免疫システムを強化することで一躍有名になった。何世紀もの間、ペルーをはじめラテンアメリカのハーブ療法士は、関節炎やがん、胃腸の障害などお、さまざまな病気の治療薬としてキャッツクローを利用してきた。1970年代に有名俳優や政府役人などペルーの著名人が、このハーブのおかげでがんが治ったと公表したことから、キャッツクローは世界中で話題となった。1991年、キャッツクローには天然の抗炎症剤が含まれていることがわかり、関節炎治療薬としての薬効が実証された。1993年には、ヨーロッパでHIV陽性患者に標準的なキャッツクローの根の抽出物を投与した結果が報告され、キャッツクローは再び話題となった。キャッツクローは、エイズ治療薬ではないが、エイズ患者� ��延命に役立つだろうと研究者らは期待を寄せている。しかし、キャッツクローがエイズやがんの治療薬であると断言できるようになるには、さらなる研究が必要である。
ギムネマ・シルベスタは、インド原産のハーブで、2000年以上もアーユルベーダに利用されている。何千年もの間、ギムネマ抽出物は、糖尿病の治療薬として使われてきた。子どもや若者に多い儀薪尿病は、膵臓のベータ細胞が糖分を処理するホルモンであるインスリンを十分に生成できず、体細胞が糖分を使用できなくなることが原因で起きる。アメリカの高齢者に非常に多い況薪尿病は、インスリンの生成量が減少し、あるいは体がインスリンを十分に使うことができなくなり、血糖値が上がってしまうインスリン耐性が原因とされている。ギムネマは、儀伸況仁省の糖尿病に効果があるといわれる。インドで発表された研究では、ギムネマが血糖値を下げるだけでなく、ダメージを受けた膵臓の細胞、つまりインスリンを生成する腺 を修復して生成量を増やす働きをすることがわかった。科学的な解明はまだだが、ギムネマは甘いものへの欲求を抑えることでも知られている。ギムネマ抽出物の入った飲料を飲んだ人の多くは、最大2時間もの間、甘いものを苦く感じる。肥満は、糖尿病をはじめ多くの健康問題を招くので、余分な体重を減らすことができるのならば、試してみる価値はある。糖尿病の人は、ギムネマを摂る前に医師や自然療法士に相談してみること。過体重の人や65歳以上の人など、糖尿病の危険性が高い人にもお勧めする。糖尿病ではないが、甘いもの好きを何とかしたいと考えている人は、このハーブの効果を試してみるとよい。
キバナオウギは、体内バランスを回復し、体機能を強化するアダプトゲンである。現代の研究により、キバナオウギは、免疫機能に非常に効果があることがわかっている。中国の医師は、化学治療や放射線治療を受けたがん患者に、免疫力を強化させる目的で処方する。キバナオウギは、エネルギーとスタミナを回復させる複合剤に配合されている。
キネチンは、植物から抽出された成長ホルモンであり、クリームやジェルとして商品化されている。試験管テストでは、肌の老化に関係があるとされる人間の線維芽細胞の寿命をのばすことがわかった。線維芽細胞は、肌のキメと肌色を維持する上で重要なコラーゲンとエラスチンを生成する。また、キネチン製品には、ビタミン類や抗酸化剤も含まれている。
キトサンは、脂肪の吸収を阻害することで減量効果を上げるサプリメントである。エビやカニなどの甲殻に含まれるキチンから得られるが、植物繊維に似ており、体内で吸収されない。内服すると、スポンジのような働きをして脂肪を吸収する。消化管を通過しながら自重の4倍から6倍もの脂肪を吸収し、脂肪が代謝作用で余分な体重となって蓄積される前に体から洗い流してくれる。しかし、キトサンさえ摂っていれば、常に食べ過ぎても大丈夫というわけではない。ダイエットの開始時など、すぐにはっきりした成果をあげたい時に利用すると良い。2週間以上継続して使用してはいけない。キトサンの問題は、脂肪を締め出すと同時に、ビタミンE、A、D、Kなどの脂溶性ビタミンの吸収まで妨害することである。そのため、キトサンを 長期間使用することは勧められない。また、摂取する場合は、脂溶性ビタミンや必須脂肪酸などを食事で補うこと。その一点だけ注意すれば、キトサンは安全であり、減量効果以外の効果もあるのではないかといわれる。キトサンは、心臓にも効果がある。また、虫歯予防にも効果があり、制酸剤としても非常に有効である。

固体高血圧
カンランは、古代のハーブ薬の一つで、現在は代替医学の最先端をいくハーブ薬である。インドハーブ医療で何千年もの間用いられてきたカンランは、骨関節症(いわゆる消耗関節炎)やリューマチ様関節炎(RA)、骨を保護する軟骨が破壊される自己免疫障害の治療薬として見直されつつある。カンランのような天然の治療薬は、NSAID(非ステロイド系抗炎症剤)に見られる危険な副作用なしに関節炎を緩和する。関節炎患者にカンランを与えたところ、驚くべき結果が得られ、痛みや炎症に処方されることが最も多いNSAIDと同様の効果があった。カンランは、炎症を引き起こしフリーラジカルを形成する体内物質、ロイコトリエンの合成を阻害するほか、乾癬や潰瘍性大腸炎など、他の炎症性の病気治療にも効果がある。関節炎に効く� ��プリメントには、カンランに加え、クルクミンやアシュワガンダなど抗炎症性のインドハーブが配合されている。また、カンランは、関節炎を緩和すると同時に、心臓病の予防にも効果がある。インドで行われた研究では、カンランが心臓病や心臓発作を起こす危険要素となる血中コレステロール値および中性脂肪値を低下させることがわかっている。
ガンマリノレン酸とは、ルリヂシャ油に含まれる脂肪酸であり、関節炎の治療によい。ガンマリノレン酸は、同じく健康に不可欠な必須脂肪酸のリノール酸やリノレン酸によく似ている。ガンマリノレン酸には、関節炎の痛みを緩和する効果があり、また、他の鎮痛剤によく見られる副作用のないことが実証された。ガンマリノレン酸には、即効性がないため、痛みが和らぐまでに数週間かかるが、辛抱する甲斐はある。
カワラタケ抽出液は、アジアで人気のある食用キノコのカワラタケから搾取される。日本では、PSKあるいはクレスチンと呼ばれ、政府公認の非毒性がん治療薬として広く用いられており、アメリカでは、栄養サプリメントとして販売されている。カワラタケは、日本では奇跡の薬ではなく、むしろ総合がん治療プログラムの重要な要素となっている。一方、アメリカでは、自然療法士がカワラタケ抽出液を他の自然療法と併用し、がんやエイズなど、免疫機能の低下にともなう病気の治療を行っている。また、リューマチ性関節炎や尋常性ろうそうなど、免疫細胞が混乱して体組織を攻撃するために起きる自己免疫不全の治療薬として利用できるという報告もある。カワラタケは、病気と戦う免疫システムの細胞を活性化し、体が自らを� ��撃するのを防ぐT細胞(抑制細胞とも呼ばれる。)の数を維持する一助となる。カワラタケは、病気だけに効果があるのではなく、健康時の免疫機能を維持する働きもある。
カロライナ・ジャスミン(gelsemium sempervirens)は、鈍頭痛や不眠症、特に翌日に対する不安感や、舞台負けによる不眠症などに鎮痛剤として処方される。
ガラナとは、ブラジルやウルグアイなど、アマゾン地帯に分布する果実のことで、南半球でとりわけ親しまれているハーブの一つである。南米で「エネルギー」の同義語にもなっているガラナは強壮剤とされており、治療用のハーブと違って、エネルギー回復剤として使われている。ガラナは、南米では飲み物やシリアル、キャンディなどに広く使われている。ガラナには、コーヒーや紅茶、コーラなどの飲み物中に存在する天然興奮剤、カフェインが含まれている。ガラナにはカフェインの吸収を遅らせる化合物も含まれており、エネルギーを最大6時間も持続させる効果がある。エネルギー増強剤としての効果があることから、ガラナはスタミナと持久力を高めたい運動選手の間で人気が出てきている。酷使した筋肉から乳酸を取り除 く作用があり、回復を早めるといわれる。少なくとも400年間、ガラナは偏頭痛を癒やすハーブ治療薬として、アマゾン原住民に使用されている。
カラトウキ(中国産トウキ・angelica sinensis)は、顔面潮紅や膣の乾燥、過剰な疲れなど、閉経期の一般的な症状が原因でリビドーが低下している時の解決策になるかもしれない。このハーブは、アジアで閉経期の症状の治療薬として長年使用され、閉経期の症状を和らげてエネルギーを回復させる天然の植物エストロゲンが含まれている。また、カラトウキ(中国産トウキ・angelica sinensis)には、ストレス解毒作用もある。摂取量は、500mgのカプセルを1日3錠まで。
カモマイル(カミツレ)は、超敏感肌の人でも使える肌にやさしい洗浄剤である。薬局や健康食品店では、「カモキュア・カモマイル・クレンジング・テラピー」、「ベイシス・ソープ」など、カモマイル(カミツレ)を主成分とする製品が販売されている。
カミツレ(カモマイル)は、超敏感肌の人でも使える肌にやさしい洗浄剤である。薬局や健康食品店では、「カモキュア・カモマイル・クレンジング・テラピー」、「ベイシス・ソープ」など、カミツレ(カモマイル)を主成分とする製品が販売されている。
カバカバとは、ペッパーの一種であり、南太平洋諸国では幸福感とリラックスを得るために、このペッパーからつくられる飲料が3000年も前から利用されていた。1993年、カバカバにはカバラクトン(kavalactone・精神と肉体の両方に効果がある天然の筋肉弛緩剤)という化合物が含まれていることがわかった。いくつかの研究によって、カバラクトンの不安解消作用は、処方薬と同等かそれ以上であり、しかも口の渇きや吐き気などの副作用がないことがわかっている。さらに、カバカバは依存性がなく、多くの鎮静剤に見られるような麻酔作用やふらつきもない。気持ちは落ち着くが、頭の働きはシャープに保てる。最近、カバカバが閉経期の症状の治療薬として利用できることがわかった。摂取量は、250mgのカプセルを1日3錠まで。用量� �必ず守ること。

損失と甲状腺疾患を聞く
アマゾンの療法士は、カシューをインフルエンザや風邪を治すのに使用する。また、催淫薬でもある。強壮剤や、エネルギーと性機能を強化する製品に配合されている。カシューの採れる木には、ビタミンCを豊富に含む果実も実る。
カイネチン(キネチン・kinetin)は、植物から抽出された成長ホルモンであり、クリームやジェルとして商品化されている。試験管テストでは、肌の老化に関係があるとされる人間の線維芽細胞の寿命をのばすことがわかった。線維芽細胞は、肌のキメと肌色を維持する上で重要なコラーゲンとエラスチンを生成する。また、カイネチン(キネチン・kinetin)製品には、ビタミン類や抗酸化剤も含まれている。
オレガノオイルは、菌性感染症やいぼ、乾癬、ニキビ、ウイルス、あるいは一般的な風邪の治療薬として普及し始めている。オレガノオイルには、多くの化合物が含まれているが、主な活性成分はカルバクロールとチモールで、どちらも防腐剤としての効果がある。試験管テストでは、野生のオレガノが酵母菌感染症のカンジダ膣炎の成長を阻害することがわかっている。またオレガノオイルは、酵母菌感染症によって悪化する乾癬や湿疹に効果的。オレガノオイルは、抗炎症剤でもあるので、捻挫を和らげるために患部に擦り込んだり、軽い火傷や傷の回復を早めるために直接塗って使う。
オリーブの葉は、エレノリック酸(elenolic acid)を含んでいる。エレノリック酸は、バクテリアやウイルスの成長を抑えると同時に、感染症と戦う重要な細胞を刺激し、免疫機能を強化する。慢性のウイルス性、バクテリア性感染症患者にオリーブの葉抽出物を用いた結果、完治した例もある。オリーブの葉抽出物は、ヘルペスや膀胱感染症、菌感染症など、一般的な薬物治療に耐性がある感染症に効果があり、頑固な酵母菌感染症であるカンジダ膣炎には特に効果がある。また、HIV患者にオリーブの葉抽出物を与えたところ、免疫機能が向上し、病気と戦うT細胞が増加した。オリーブの葉抽出物は、心臓にやさしいサプリメントである。血圧を下げ、悪玉LDLコレステロール(動脈を塞ぎ、心臓病の原因となる血小板を生成する)の酸化を防ぐことがわかっている。オリーブの葉抽� �物は、慢性の感染症患者、特に他の治療法に耐性をもった感染症の患者にお勧めできる。
オメガ3脂肪酸には、乳がんを予防する効果があり、治療にも有効であることが証明されている。試験管テストにより、脂肪分の多い魚(サケ、スズキ、サバなど)や亜麻仁油に含まれるオメガ3脂肪酸が、乳がん細胞の成長を阻害することがわかっている。
エルダー抽出物(セイヨウニワトコ)には、細胞膜を強化するバイオフラボノイドが多く含まれているので、エルダー抽出物(セイヨウニワトコ)を摂取すると、インフルエンザ・ウイルスが入り込みにくくなる。また、エルダーは細胞膜を弱める酵素を阻害すると考えられている。種々のインフルエンザ・ウイルスに対してエルダーの抽出液を試したところ、すべてのウイルスに効果があった。それ以前に行われた試験管テストで、エイズ・ウイルスを阻害することもわかっているが、今後、人体への効果を確認する研究が必要である。
Lグルタミンとは、アミノ酸グルタミンの天然の形であり、驚くほど広い用途がある。Lグルタミンは、脳や免疫機能を正常に保つには不可欠で、疲労やアルコール中毒症の治療に使われている。減量中の人の砂糖への欲求を抑える働きもある。また、筋肉を増強することから、Lグルタミンのサプリメントを摂取している人は、ほっそりと痩せている人が多い。Lグルタミンは、アルギニン、オルニチン、プロリンという3種類のアミノ酸から合成されている。体内の主要抗酸化剤で、ほとんどすべての細胞内に存在するグルタチオンの構成成分でもあるので、Lグルタミンが欠乏すると、グルタチオンが不足しがちになる。またグルタミンは、正常な成長や発達に不可欠な成長ホルモンのレベルを自然に上昇させる優れた物質でもある。グル� ��ミンのような成長ホルモン分泌促進剤は、成長ホルモンから得られる恩恵の多くを享受でき、費用もかからず、副作用もない。これは、特に重病人や瘠痩症候群にかかりやすい人には重要な点である。グルタミンは、火傷患者の治りを早め、免疫機能を強化するために用いられることもある。また、骨髄移植手術を受けたがん患者に投与すると、退院までの期間が短くなり、感染症の危険が減る。Lグルタミンには、タンパク質の分解を阻止する働きがあるため、筋肉を維持して脂肪だけを落としたいフィットネス愛好家の注目を集めている。トレーニングに熱心に取り組む人は、体に負荷をかけすぎ、脂肪と一緒に除脂肪組織までも落としてしまう危険がある。Lグルタミンは、筋肉の質を高めるサプリメントであることから、運動選手に 人気があり、食事を補う顆粒サプリメントなどのスポーツ・サプリメントに配合されている。

タンポポとにきびの治療法
Lカルニチンは、強くしなやかな肉体をつくるサプリメントである。Lカルニチンは、心臓や脳、骨格筋に存在するビタミンに似た栄養素。主な働きは、細胞の内側へ浸透して細胞の活力源であるミトコンドリアに脂肪酸を運び、心臓や骨格筋に活力を与える。Lカルニチンによって、心臓は限られた量の酸素を効果的に使えるようになるため、CAD(冠動脈症・心臓に血液を送る動脈が狭くなり、心臓に送られる酸素が減少する病気)に非常に効果がある。いくつかの研究から、このサプリメントを摂取している心臓病患者は、長時間激しい運動を行っても胸に痛みを感じないことがわかっている。また、血中コレステロール値を下げ、善玉コレステロールHDLの値を上げる働きもある。最近Lカルニチンは、スタミナを高めて減量効果を上げる スポーツ・サプリメントとして普及しており、その効果についてさまざまな研究が実施されている。Lカルニチンによって酸素呼吸能力や運動効率が大幅に向上したという研究報告がある半面、その他の点については、あまり良い結果が得られていない。しかし、Lカルニチンがエネルギーを高めるという証拠も多く、多くの人が食事法やトレーニング能力に大きな差が出ることを確信している。イタリアでは、不妊症の男性にLカルニチンを与えたところ、精子の活動が盛んになったと報告されている。Lカルニチンは、アルツハイマー病や老化の症状を予防し、改善するサプリメントとしても普及しつつある。試験管テストや動物実験では、フリーラジカルによる脳細胞へのダメージを改善することがわかった。イタリアの研究の場合は、一 般的な精神判断テストでアルツハイマー病と診断された患者の痴呆率をLカルニチンのサプリメントが遅らせることがわかっている。ただし、軽度の老化症状が見られる患者を対象としたイタリアの研究では、Lカルニチンが高齢者の記憶力を高めることがわかったが、アメリカの同様の研究では好結果が得られなかったため、アルツハイマー病治療薬としての効果ははっきりしていない。
Lアルギニンは、より良いセックスと強い肉体のために必要なサプリメントである。Lアルギニンは、最近注目され始めたアミノ酸、アルギニンの天然の形。近年行われた研究で、Lアルギニンには免疫機能を高める効果があり、一部のがんに対しても有効であることがわかった。自然療法士は、性機能障害のある男性、特に勃起状態が長時間続かず、セックスに支障をきたす男性にLアルギニンを勧めている。Lアルギニンを摂取すると、ペニスに送られる血液が増加し、勃起状態となる。残念ながら、この効果は長時間持続しないため、Lアルギニンを用いてセックスを改善するには、セックスを行う約45分前に摂取しなくてはいけない。Lアルギニンは、すべての人に効果があるわけではないが、その効果を信じるに足る報告は集まっている� ��また、Lアルギニンは精子の数を増やすので、男性の不妊症にも有効だという研究報告もある。また、Lアルギニンは脂肪を落とし、筋肉をつくる成長ホルモンの生成をうながす力もある。ボディビルダーは、筋肉を増強し、たるみをなくす目的でLアルギニンを使う。医療現場でも重要な役割を果たしており、病院における術後の傷の治癒や、重度の火傷の治療に用いられる。研究によれば、Lアルギニンは胸骨の後ろにある胸腺を刺激して免疫機能を増強するとのこと。胸腺には、病気と戦うTリンパ球と呼ばれる重要な細胞(T細胞)があり、病気の感染から体を保護するために待機しているが、LアルギニンがこのT細胞の数を増やし、不必要な微生物から体を守る力を強化することがわかっている。さらに、日本の研究者が行った試験管テ ストでは、Lアルギニンが人間の免疫細胞に作用して、人体がもつ抗がん細胞であるNK(ナチュラル・キラー)細胞の生成を誘発することがわかった。また動物実験では、さまざまながん腫瘍の成長を抑制することも明らかになっており、現在Lアルギニンのがん治療への使用が検討されている。
エミューオイルとは、オーストラリア原産でダチョウによく似たエミューという鳥の脂肪から採れるオイルのこと。エミューオイルには、リノレン酸が多く含まれているので、関節炎の典型症状である腫れや硬直、炎症などを緩和する。また、世界の主要な火傷治療センターの報告では、長年アボリジニの療法士が傷や火傷の治療に用いてきたエミューオイルが火傷の治癒を早めるとしている。エミューは家畜なので、あらゆる部位を利用することができる。エミューの肉は、オーストラリアではよく見かけ、外見も味も牛肉に似ているが、七面鳥の肉と同じで脂肪とコレステロールが少ない。
エフェドラ(ephedra)(マオウ/麻黄)は、喘息や風邪その他の呼吸器系疾患の治療薬として、中国では古くから利用されている。一般に市販されている西洋の薬エフェドリンやプソイドエフェドリンは、実はエフェドラ(ephedra)(マオウ/麻黄)から得られる化合物である。エフェドラ(ephedra)(マオウ/麻黄)は、陽の漢方薬であり、代謝をうながすので、西洋では減量剤として使われている。エフェドラ(ephedra)(マオウ/麻黄)は、中国では4000年もの間、問題なく安全に使われてきたが、興奮作用を得たいがために使われるという残念な報告もある。エフェドラ(ephedra)(マオウ/麻黄)を大量に摂取した場合、アンフェタミンに似た働きをして心拍数が上がり、血圧が上昇する。心臓病の人は、絶対に使用してはいけない。エフェ� �ラ(ephedra)(マオウ/麻黄)を使用する際は、厳重に注意をして、必要な時だけ摂るようにする。注意:米国食品医薬品局(FDA)は、2004年2月6日、天然植物由来であるエフェドラ(ephedra)(マオウ/麻黄)などの主要な有効成分の「エフェドリンアルカロイド」を含む栄養補助食品について、心臓発作、脳卒中、死亡など重篤な疾病や障害の不当なリスク(unreazonable risk)があるとして、その販売を禁止する最終規則を公布し、この販売禁止規則が2004年4月12日に施行されたことを発表した。

N-アセチル・システインは、体力づくりから慢性疾患まで、幅広い効果がある。N-アセチル・システインは、グルタチオン前駆物質のアミノ酸で、すべての細胞内に存在する体内でもっとも豊富な抗酸化物質。人体を対象とした研究から、N-アセチル・システインが気管支炎や気管支炎喘息、気腫、慢性副鼻腔炎などの予防に効果があることがわかっている。また、N-アセチル・システインは、重傷の内耳感染症の治療にも用いられている。ボディビルダーは、トレーニングの疲労回復を早めるために、N-アセチル・システインを摂取する。
花のエッセンスは、ホメオパシーと同じタイプの希釈液で、さまざまな花を用いて作られている。ストレスやうつ状態、不安などを和らげる作用が期待されている。なかでも有名なレスキュー・レメディーは、1930年代にエドワード・バッチによって考案された。彼は、花には人間の精神を穏やかにする独特の振動エネルギーがあると考えた。科学的に説明すれば、花のほのかな香りが脳内の化学物質に働きかけるということである。自然食品店で売られている花のエッセンスは、非常に使いやすく、毒性もないので、多くの人がリラックス効果を実感している。舌にエッセンスを数滴垂らすか、好きな飲み物に数滴垂らして、ゆっくりと飲み込む。
エゾコウギ(シベリアジンセン・siberian ginseng)は、アジアジンセンの親戚であり、ストレスによる悪影響から体を保護する強壮剤である。このハーブは、神経の緊張にうまく対処させてくれるだけでなく、スタミナや精神的機敏性も向上させる。ロシアでは長年、運動選手が持久力を強化するのに使用していた。500mgのカプセルを食事の30分前に摂取する。エゾコウギ(シベリアジンセン・siberian ginseng)は、適度に血圧を下げるが、血圧が非常に高い人には逆効果になることがある。高血圧の治療中の人は、絶対に使用してはいけない。
Sアデノシルメチオニンは、眠りと目覚めのサイクルをつかさどるメラトニンの合成に不可欠。また、がんの原因となるDNAの突然変異を防ぎ、末梢神経を酸素欠乏によるダメージから守り、有害なホモシステインを非活性化する効果もある。Sアデノシルメチオニンは、抗うつ作用があることでも知られており、処方薬と同様の効果があるうえ、不快で危険な風作用がない。Sアデノシルメチオニンは、骨関節症にともなう痛みを和らげる効果が高いことでも知られ、イブプロフェンと同様の薬効がある。ヨーロッパで行われたいくつかの研究結果によると、Sアデノシルメチオニンには線維性筋痛症による関節の痛みやうつ状態を抑える効果があるといわれている。線維性筋痛症には治療薬がないため、多くの患者が補酵素Q10やブドウ種子抽 出物、緑茶抽出物が配合された複合剤などの天然療法に切り替えている。線維性筋痛症の人は、医師に相談してみるとよい。
ウシの気管軟骨は、傷を急速に治癒し、さらに乳がんの腫瘍を縮小したという報告が、20年以上前、当時コロンビア老人医療センターで臨床外科学の準教授をしていたジョン・プルーデンよりあった。アメリカ食品医薬品局は、最近になってウシの気管軟骨を治験薬(IND)として認可し、アメリカがん治療センターの研究者に対して、化学療法や放射線療法で効果がなかった患者にウシの気管軟骨を投与することを許可した。がん細胞を殺すだけでなく、健康な細胞まで犠牲にすることがある化学療法や放射線療法と違って、ウシの気管軟骨は、体が持っている免疫システムを刺激して、がんを予防する。また、化学療法や放射線療法と併用した場合、これらの治療法にともなう危険な副作用が軽減される。また、ウシの気管軟骨は、関� �炎に効果がある。現在、65歳以上の人の半数以上が、何らかの関節炎をわずらっており、その多くが痛みを抑えるために非ステロイド性炎症薬(NSAID)を使用している。しかし、残念なことにNSAIDの効果は長続きせず、効果があっても出血性潰瘍などの危険な副作用がある。多くの人にとって、ウシの気管軟骨はNSAIDに代わる安全な治療薬といってよく、典型的な関節炎の痛みや炎症を軽減するという数々の報告がある。しかも、毒性がなく、厄介な副作用もない。
ウサギギク(アルニカ・arnica montana)は、挫傷や捻挫、筋肉の緊張などを和らげるのに用いられる。軟膏を患部に直接擦り込む。通常、内服はしないが、ホメオパシー薬のウサギギク(アルニカ・arnica montana)は安全で、痛みの緩和に用いられる。裂傷や出血している場合は、使用してはいけない。
イノシトール・ヘキサニコチネートとは、ナイアシン(ニコチン酸)の一種で、血中コレステロール値を下げる働きがあるビタミンB群のひとつ。イノシトール・ヘキサニコチネートは、「ほてらない」ナイアシンとも呼ばれ、副作用がない。
イチョウ葉エキスは、アメリカでは比較的新しいサプリメントだが、ヨーロッパでは血行不良からくる症状を緩和する処方薬として広く使われている。イチョウ葉エキスを摂取することで、脳への血液循環が良くなり、記憶力と集中力が高まることがわかっている。また、ペニスに十分な血液が送られないために起こる性的障害の治療にも使われている。血液循環に問題がある人、血行不良が原因となる病気を予防したい人は、イチョウ葉エキスを摂ること。
イタドリ(polygonum cuspidatum)は、風邪や咳を緩和するほか、血行を良くして血圧を下げる。この漢方薬は、心臓に優しく、血栓のリスクを軽減し、心臓マヒや心臓発作を予防する。中国のハーバリストは、背中の痛みにも処方する。心臓血管を丈夫にするサプリメントや風邪薬に配合されている。

イグナチア(ignatia)は、「ホメオパシーのプロザック」と呼ばれていて、悲しみや興奮、ストレスによるうつ状態や不眠症、胃の不調など、不安に関連した症状が見られる患者に処方される。イグナチア(ignatia)は、体に鎮静作用をもたらす。
アンドロステンジオンとは、話題のスポーツ・サプリメントで、主に男性のボディビルダーや運動選手が使用する。アンドロステンジオンは、体内生成される天然ホルモン、DHEAの代謝によってつくられる男性ホルモン物質の一種。これまでの研究から、アンドロステンジオンが体内のテストステロンを増すために筋肉が増加すると考えられている。テストステロンは、処方箋がないと入手できないので、テストステロンが欠乏していると診断されない限り使用できない。そこで、ボディビルダーは、同様の効果が得られるアンドロステンジオンを使用している。アンドロステンジオンは幅広く使われているが、その薬効を実証するような人体を対象とした研究はほとんど行われていないので、アンドロステンジオンが本当にテストステロ ンを急増させるのかを疑問視する研究者もいる。とはいえ、実際に使っている人は、アンドロステンジオンの効果に満足している。アンドロステンジオンは、単体でも売られているが、他のスポーツ・サプリメントと一緒に配合されている場合が多い。100mgのカプセルを1日2錠摂取する。トレーニングを行う1時間前に1錠飲むと効果的である。

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